日本大学アメフト部の反則をアメフトのルールも知らないわたしたちはどう解釈するのか

2018年5月 日本大学と関西学院の定期試合において、関西学院のQB(クオーターバック)選手が見方にパスを出した後に日本大学の選手が背後から強烈なタックルをして転倒させた。

映像ではパスを出した数秒後(明らかにボールを持っている人を狙っていない)の事で、行為は悪質だ。

スポーツマンシップのプレイでは無く、個人のケンカの領域という意味です。

故意の反則は、どのスポーツでも存在する。プロ野球でもピッチャーがわざとバッターめがけて剛速球を投げたり、サッカーでも背後から足首めがけてスライディングしたり、ボクシングでは審判の目を盗んで相手の足を踏んで動けない相手にパンチするなど。

もちろんどれも非常に悪質なプレイで世間的にも非難される。

しかしプロのスポーツ選手といえども(だからこそ)、勝つことへの執念が強くなりトランス状態に陥って、周囲が見えなくなってしまうことがあるという事だ。

日本大学のプレイは悪質な故意の反則であったという前提だが、いくつかの疑問が残る。

◆今回の疑問点

① これだけ大事になるような悪質な反則であれば、なぜ審判は目の前で起きたにも関わらず一発退場などの判断をしなかったのか。一発退場させていればこれだけ大事(更に興奮状態となり2.3度の反則行為が追加された)にはならなかったのでは。

② 過去のスポーツ会でも重大な故意の反則が多々あったにも関わらず、監督どころか選手の謝罪も無いケースが良く見られる。今回は本人とコーチが直接謝罪し、監督は大学を通じて文書で謝罪している。なのになぜ今回の日大アメフトだけこれだけ叩かれるのか。

③ 監督から指示があったという声もあるが、「反則してでも相手を倒せ」という具体的・計画的な犯罪指示に従う選手がいるのだろうか。

④ アメフトでは選手の能力を120%引き出す為にペップトークが用いられ、「倒せ!殺せ!たたきつけろ!」というワードが飛び交う。これを指示と認識したという事はないのか。

 

◆問題のシーン
https://www.youtube.com/watch?v=Us1l3U7D6KQ

ニュース番組で放送されるとこういう映像になる
https://www.youtube.com/watch?v=qFwl8LdGrFs

ニュース番組で解説者が「これは殺人タックルだ!」「ありえない反則行為だ!」という言葉が入った映像を見るのと、誰の解説も無い映像を見るのでは印象がまるで違う(個人的かつ素人の感覚)

マスコミが「この行為はダメだ!」という発言をして、各メディアが「殺人行為だ!」というお墨付きがついて、周囲が「日大は最悪だ!」「廃部させろ!」「日大をつぶせ!」と騒ぎ立てている印象がある。

どちらにしても、今の日大(昨年大学ナンバー1)は普通に闘ったのでは、関西学院に勝てない状況だったのだろう。

また、日大の監督には事情がどうであれ、ここまで事が大きくなった以上は日大アメフトだけでなく、日本大学のブランド維持のためにも、早期に関西学院側に直接謝罪したほうがよいだろう。

私も過去に別大学で別競技をしていた、体育会男の身として早期の問題解決を願う。